もずくの栄養と効能=食べて健康、免疫力up!


もずくの栄養と効能

もずくは、モズク科またはナガマツモ科モズク属の海藻(褐藻類)です。ビタミンやミネラルなどの栄養は多くはありませんがぬめり成分(食物繊維)であるフコイダンやアルギン酸が豊富に含まれていて健康食品として人気があります。酢の物やスープ、雑炊、天ぷらなどに利用されます。

もずくは、細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2また、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸を含みます。そして、抗酸化ビタミンであるビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムリン、マグネシウムなどを含みます。カリウムも含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。 

もずくは、機能性のある栄養としてカロテノイドの一種のβ-カロテンを多く含みますので強力な抗酸化作用を期待できます。また、水溶性の食物繊維のアルギン酸を含みますので高血圧や動脈硬化などの予防に役立ちます。さらに、フコイダンを含みますので免疫力を高めたり、抗アレルギー、抗ガン作用などの働きがあります。

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主な栄養素 100gあたりの栄養価
β-カロテン 220㎍
ビタミンB2 0.09mg
葉酸 2㎍
ビタミンE 0.1mg
ビタミンK 18㎍
カルシウム 22mg
リン 2mg
鉄分 0.2mg
マグネシウム 21mg
カリウム 7mg

(もずく・おきなわもずく・塩蔵ー塩抜き)

五訂日本食品標準成分表より

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もずくに含まれるアルギン酸の効能

アルギン酸は水溶性の食物繊維でわかめや昆布、もずくなどのぬめり成分です。体内の塩分であるナトリウムと結びついて体外に排出することで高血圧を予防したり、腸でのコレステロールの吸収を防ぎコレステロール値を下げるなどの効能で動脈硬化の予防にも役立ちます。

もずくに含まれるフコイダンの効能

フコイダンは昆布やわかめ、もずくなどの海藻に含まれる食物繊維で、ぬめり成分であるフコースという糖を主成分とする多糖類です。ぬめり成分には胃潰瘍の修復や、胃の障害(胃痛)などの予防や、ウィルスの増殖を予防し免疫力を高めたり、抗アレルギー、抗ガン作用などの働きがあります。

もずくの主な栄養素の効能

β-カロテンの効能

β-カロテンには強い抗酸化作用があり、活性酸素の発生や酸化力を抑え、ダメッジを受けた細胞を修復し動脈硬化やがんの発生を予防できます。また、一部はビタミンAとして働きますので、視力を正常に保ち夜盲症を防いでくれます。

ビタミンB2の効能

ビタミンB2は、三大栄養素である炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変える、代謝を支える重要な働きをしています。また、細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長にも関わりますので、美容や子供の成長には欠かせない栄養素になります。

葉酸の効能

葉酸は、緑の葉に多く含まれるビタミンです。貧血を予防する物質として発見されました。細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせない栄養素です。特に、細胞増殖が盛んな胎児の正常な発育のために必要な成分です。葉酸が不足すると貧血になったり、妊娠初期の女性の胎児に影響を及ぼし、神経管閉鎖障害の危険が高まります。

ビタミンEの効能

ビタミンEは、強力な抗酸化作用によって、活性酸素の発生や酸化力を抑え、細胞の酸化を防ぎ、血管や肌、細胞の老化を防いでくれます。また、ダメッジを受けた細胞を修復してくれますので、免疫力を高め、動脈硬化やがんの予防にも役立ちます。

ビタミンKの効能

ビタミンKは、血液を凝固させたり、骨の形成に必要な栄養素です。止血の働きをしたり、骨粗しょう症の予防に役立ちます。ビタミンK1は、緑色の野菜の葉緑体でつくられます。ビタミンK2は微生物によりつくられ、納豆などの発酵食品に含まれています。

カルシウムの効能

カルシウムは、人間の身体で骨や歯を構成する必須ミネラルです。人間の身体に最も多く存在するミネラルで、骨そのものが貯蔵庫の働きもしています。不足すると骨から遊離します。体重の1~2%の比率を占めています。カルシウムは血液を凝固させる働き(傷口を治す)や、筋肉の運動、神経の働きに作用します。筋肉の収縮や心臓の拍動もカルシウムの働きによるものです。また、神経の働きに作用し、緊張や興奮を静めることで、イライラやストレスの解消に役立ちます。

リンの効能

リンは、人間の身体で骨や歯を構成する必須ミネラルです。リンは体内のミネラルの中でカルシウムの次に多いミネラルです。体内のリンはその約80%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になります。残りの約20%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギー代謝や脂質代謝などにおいて重要な役割を担っています。

鉄の効能

鉄は、必須ミネラルのひとつで赤血球を構成する成分で、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ働きをしています。鉄は、貧血の予防に重要な栄養素です。体内の鉄の約70%が血液中で赤血球のヘモグロビンの構成成分となり約25%は肝臓などに貯蔵されています。肺で取り込んだ酸素を全身の細胞や組織に運ぶ重要な役割をしています。鉄は細胞に酸素と栄養を届けるヘモグロビンにとって大切なミネラルなのです。

マグネシウムの効能

マグネシウムは、体内で約300種類以上もの酵素の働きをサポートします。50~60%が骨に含まれていて、不足すると骨から遊離します。カルシウムと密接な関係があり、骨や歯の形成に必要な栄養素でもあります。また、三大栄養素である炭水化物 (糖質)、脂質、たんぱく質の代謝により、エネルギーをつくり出す過程で酵素が必要になりますが、マグネシウムは酵素が働くために必要不可欠なミネラルなのです。

カリウムの効能

カリウムは、体内のほとんどの細胞の中に存在しナトリウムとバランスをとりながら高血圧を防いでくれます。ナトリウムは体に必要なミネラルですが、とり過ぎは高血圧になる危険が高まります。しかしながら、多少ナトリウムの摂取量が増えたとしても、適切な食事で必要なカリウムの摂取ができていれば、カリウムの働きでナトリウムはカリウムと共に汗や尿として排出され、高血圧を防いでくれます。食事でのカリウムの摂取は大変重要になります。

 

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